■観賞/DVD
■面白度/★★★★★★
■ガンカタ度/★★★★★★
人類間の争いを避けるため、感情を抑制する薬品で完全に統制された政府。音楽、芸術などの感情を煽るものは一切禁止され、そういったものを隠し持つ人間は残らず罰せられるという、なんとも恐ろしい世界のお話で主人公は特殊部隊のエリートだったのですが…というような話。
話、演出もすごくよかったのですが、何より斬新なアクション「ガン・カタ」。アクションを正に「魅せた」映画です。あんな銃の扱い方があったなんて!と本当に感動もの。今までにないアクション映画として着想にも◎でした。
今では「初めましてなバッドマン」のクリチャン・ベールさん。
この作品でベールと出会った私には、コウモリ男になろうが不眠症男になろうが、ベールは「リベリオン」の主人公であるプレストンのイメージが強く残っています。
話としてはありがちと言えばありがちな、近未来と「禁・●●」な世界観で、展開も王道と言えば王道だったりします。
ただ一つ、使い古された設定の中で眩いばかりに異彩を放っていたのが、前述の通り「ガン・ガタ」でした。
今まで銃を使ったアクションというと、撃つ姿勢や撃ち抜く対象物などに目がいきがちで、最終的にはトゥー・ハンドで乱射しまくり、などというパターンに陥ってしまうことが多くて、当たってんだか当たってないんだか…?!と混乱することもしばしば。
はっきり言わせて頂くとです。
撃てばいいってモンではありません(笑)
弾丸の雨あられの中で何故一発も弾が当たらないんじゃぁ!!観ていると、脳天直撃したら即死なんじゃまいかと冷静に考えてしまい、同時に、まぁ、主人公なんで死なないでしょという割りきりもしてしまうので、結構冷めてしまうんですよ…乱射VS乱射は…ね(四つんばい)
そんな中で「ガン・ガタ」は登場シーンから鮮烈でした。1番最初は暗闇の中でノズルフラッシュのみが瞬き、明るくなるとレジスタンスの方々全員死亡。
本格的に全体像が見えてくるのは2回目で、一切の無駄な動きを排し、最小限の動作で最大限の攻撃を行うという新しいガン・アクションのスタイルに、ただただ「すすすす…すっげーーーーーーーーーーーーーー!!!!!(立)」と感嘆の声を上げるばかりでした。
演出もさることながら、本物の拳銃を使った(銃だけ。実弾は使ってないそうです)つーこだわりぷりにも、すげー!としか言い様ありません。ガン・ガタの体系も一から考案したそうで、そりゃ、満を持してそんなすごいモン見せられたら興奮のあまりポカン…ですよ(笑)
物語としては確かに特筆すべきことはないんです。でも、これまた出演している俳優さんが味のある方ばかりで、主人公が感情に目覚める過程が言葉少なに語られるのも、グッときます。それだけにラストは少々陳腐だったかなという印象は否めませんが。
個人的に一番好きなのはガン・ガタ発動時もそうなんですけど、ショーン・ビーン演じるパートリッジがプレストンに銃口を向けられた時にイエーツの詩集で顔を覆って、そのまま撃たれる、というシーンがあり、そこが一番好きなシーンでした。
無表情に同僚を撃ち殺す主人公と抵抗せずに制裁を受け入れたパートリッジが対照的で。二人とも声を荒げたり激しいやりとりは一切しないのですが、間に流れるジリジリとした緊迫感と静けさのパランスがすごい好きだったですよ…うおー!パートリッジ…!!(思い出して拳)
主人公が音楽を聴いて涙を流したり、朝日の美しさに感動したり、完全統制された世界で一瞬の動揺なんだけど、それ故共感できるというかなんというか、何言ってんだ、こんちくしょー!!(逃)
多彩な感情がいかに人を人たらしめるのか、思い知るというと大袈裟ですが、思わされる作品ではないかと。
感情抑制されてもいないのに、何も感じなくなってる自分に逆に凹んだりしました(笑)いかんなー、心の潤いを大切にせにゃ(壁に手をついて)
この作品でベールと出会った私には、コウモリ男になろうが不眠症男になろうが、ベールは「リベリオン」の主人公であるプレストンのイメージが強く残っています。
話としてはありがちと言えばありがちな、近未来と「禁・●●」な世界観で、展開も王道と言えば王道だったりします。
ただ一つ、使い古された設定の中で眩いばかりに異彩を放っていたのが、前述の通り「ガン・ガタ」でした。
今まで銃を使ったアクションというと、撃つ姿勢や撃ち抜く対象物などに目がいきがちで、最終的にはトゥー・ハンドで乱射しまくり、などというパターンに陥ってしまうことが多くて、当たってんだか当たってないんだか…?!と混乱することもしばしば。
はっきり言わせて頂くとです。
撃てばいいってモンではありません(笑)
弾丸の雨あられの中で何故一発も弾が当たらないんじゃぁ!!観ていると、脳天直撃したら即死なんじゃまいかと冷静に考えてしまい、同時に、まぁ、主人公なんで死なないでしょという割りきりもしてしまうので、結構冷めてしまうんですよ…乱射VS乱射は…ね(四つんばい)
そんな中で「ガン・ガタ」は登場シーンから鮮烈でした。1番最初は暗闇の中でノズルフラッシュのみが瞬き、明るくなるとレジスタンスの方々全員死亡。
本格的に全体像が見えてくるのは2回目で、一切の無駄な動きを排し、最小限の動作で最大限の攻撃を行うという新しいガン・アクションのスタイルに、ただただ「すすすす…すっげーーーーーーーーーーーーーー!!!!!(立)」と感嘆の声を上げるばかりでした。
演出もさることながら、本物の拳銃を使った(銃だけ。実弾は使ってないそうです)つーこだわりぷりにも、すげー!としか言い様ありません。ガン・ガタの体系も一から考案したそうで、そりゃ、満を持してそんなすごいモン見せられたら興奮のあまりポカン…ですよ(笑)
物語としては確かに特筆すべきことはないんです。でも、これまた出演している俳優さんが味のある方ばかりで、主人公が感情に目覚める過程が言葉少なに語られるのも、グッときます。それだけにラストは少々陳腐だったかなという印象は否めませんが。
個人的に一番好きなのはガン・ガタ発動時もそうなんですけど、ショーン・ビーン演じるパートリッジがプレストンに銃口を向けられた時にイエーツの詩集で顔を覆って、そのまま撃たれる、というシーンがあり、そこが一番好きなシーンでした。
無表情に同僚を撃ち殺す主人公と抵抗せずに制裁を受け入れたパートリッジが対照的で。二人とも声を荒げたり激しいやりとりは一切しないのですが、間に流れるジリジリとした緊迫感と静けさのパランスがすごい好きだったですよ…うおー!パートリッジ…!!(思い出して拳)
主人公が音楽を聴いて涙を流したり、朝日の美しさに感動したり、完全統制された世界で一瞬の動揺なんだけど、それ故共感できるというかなんというか、何言ってんだ、こんちくしょー!!(逃)
多彩な感情がいかに人を人たらしめるのか、思い知るというと大袈裟ですが、思わされる作品ではないかと。
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趣味:
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自己紹介:
管理人が好きな時に映画の感想をのべーっと書くブログです。
更新は極めてランダム。
観賞した映画のリストのようなものなので、一言感想などが大半です。
評価は★の数で少ない(つまらなかった)←→多い(面白い)で。
ロングなレビューは作品により書いたり、書かなかったり。「全部読んでみる?」でご覧頂けます。
本当にまったりと趣味満開なブログでございます~。
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