■観賞/DVD
■面白度/★★★★★★
■極・アクション度/★★★★★★
これでジェット・リーに惚れましたともよ。アクションもとても良いですが台詞や雰囲気に滲む切なさが最高です。アクションだけでなく要所、要所でアクション、というのも物語のいいスパイスになっております。
笑わない主人公もグッド!
フランスの警察…って?!(目玉飛び出し)という細かい突っ込みはさておき、雰囲気に浸って楽しんで頂ければ尚のことグッドな作品。
話のテンポとしてはゲーム的ではありますが、それ故に理解にやすいという長所も。
私、実はこの作品でジェット・リーに心底惚れまくり、ラストの笑顔で心臓串刺しにされたクチです。反則ですよ、色んな意味で(悶)
ジェット・リーの何が素敵って、アクション・センスの素晴らしさもさることながら、主に無表情であることの多い顔を不意にほころばせて見せる小憎らしさがたまりません。ぱっと朗らかになる表情が、ともかく可愛いのですよ。
笑顔がともかく可愛いですよね(二度も言うか)
さて、ジェット・リーの事になると、見境なくなるのでこの辺できり上げて映画の感想行ってみます。
この映画もどちらかというとアクション映画に分類される映画だと思われますが、従来のアクション映画にある派手な爆発や、起承転結のはっきりとした物語、悪党VS正義の構図、まぁ、平たく言うと単純(笑)なストーリー展開だけというのでもありません。単純というより分かりやすい展開ではあるんですが、漂う雰囲気や人物の心情などが台詞の端々から伺えて緩急がついているため、人物にしてもアクションにしても引き込まれる魅力があります。
そして、ベースとなるのはあくまでも人。登場人物とその人らの心に拭いきれず存在し続ける孤独です。お前それ、深読みしすぎと言われると、両膝をついて平伏しながら「ごもっとも!」としか返す他ございませんが、取り敢えず黙って私の話を聞きなさい(笑)
物語は主人公リュウを演じるジェット・リーが空港に到着するところから始まるのですが、至って静かな運び。かえってこの淡白さが印象的になったのは、この数分後に訪れるアクションシーンのせいでした。
冒頭部の静寂をあっという間に覆すような、ハイ・テンポのアクションには「ひ・えーーー!!」と悲鳴を上げることしか、もう(笑)
さすがに武術を体得しているだけあってジェット・リーの華麗な動きは凄まじかったのですが、迫力、俊敏さだけでなく、何より一撃一撃の打撃の重厚さが、安っぽいテレビの画面からでも十分過ぎる程伝わってきます。
それと同時に「フランスの刑事さんて、こんななの?!」と驚かされも致します。ありゃないよ、いくらなんでも(笑)
西○警察顔負けの重装備ですよ、しかも個人で。ホテルの中で手榴弾使うわ、二挺サブマシンガンぶっ放すわ、ジャ○に電話してぇー!!と泣き叫びたくなる傍若無人ぷり。
こんな警察いたら、一般市民はたまったものでは(笑)こういう凄まじいありえなさなどがリュック・ベッソン節かなとは思いました。
「マッハ!」のトニ-・ジャーが剛なら、ジェット・リ-のアクションは正に静。水のように流麗で、冷たく鋭く、内に激しさを秘めるといったアクションでした。
急所を的確に攻撃する容赦のなさのを見ていると、その強さが恐ろしくも感じられますが、流れるように体を捌いて敵をのしてく様がなんとも美しい。変に型ばってないのもよかったです。
とはいえ、あんまりアクションのみというのでもなかったのも、この映画の好きな部分の一つ。
ストーリーが静かで、ゆっくりと染み渡るように進んでいく雰囲気なので、余計要所要所のアクションが映えました。
その落差が心地よいテンポになって観ていることを全く苦にさせません。
「仕事に人生を捧げている」と評されたリュウ。
リチャードに騙され、娘を取り上げられ、娼婦を続けるしかないジェシカ。
守るべきものもなく闘うリュウと守るべきもののために己の身を犠牲にして闘うジェシカ、二人が出会ってお互いから、守るもののために戦うこと、人を信じることを教えられる、というような人間ドラマもあり、そこが安直に恋愛へと発展しないあたりがまたよいのです。
ラストのタイトルの由来については少し安易かな?とも思いましたが、このタイトルの響きもすんごく大好きです。
ジェット・リーの何が素敵って、アクション・センスの素晴らしさもさることながら、主に無表情であることの多い顔を不意にほころばせて見せる小憎らしさがたまりません。ぱっと朗らかになる表情が、ともかく可愛いのですよ。
笑顔がともかく可愛いですよね(二度も言うか)
さて、ジェット・リーの事になると、見境なくなるのでこの辺できり上げて映画の感想行ってみます。
この映画もどちらかというとアクション映画に分類される映画だと思われますが、従来のアクション映画にある派手な爆発や、起承転結のはっきりとした物語、悪党VS正義の構図、まぁ、平たく言うと単純(笑)なストーリー展開だけというのでもありません。単純というより分かりやすい展開ではあるんですが、漂う雰囲気や人物の心情などが台詞の端々から伺えて緩急がついているため、人物にしてもアクションにしても引き込まれる魅力があります。
そして、ベースとなるのはあくまでも人。登場人物とその人らの心に拭いきれず存在し続ける孤独です。お前それ、深読みしすぎと言われると、両膝をついて平伏しながら「ごもっとも!」としか返す他ございませんが、取り敢えず黙って私の話を聞きなさい(笑)
物語は主人公リュウを演じるジェット・リーが空港に到着するところから始まるのですが、至って静かな運び。かえってこの淡白さが印象的になったのは、この数分後に訪れるアクションシーンのせいでした。
冒頭部の静寂をあっという間に覆すような、ハイ・テンポのアクションには「ひ・えーーー!!」と悲鳴を上げることしか、もう(笑)
さすがに武術を体得しているだけあってジェット・リーの華麗な動きは凄まじかったのですが、迫力、俊敏さだけでなく、何より一撃一撃の打撃の重厚さが、安っぽいテレビの画面からでも十分過ぎる程伝わってきます。
それと同時に「フランスの刑事さんて、こんななの?!」と驚かされも致します。ありゃないよ、いくらなんでも(笑)
西○警察顔負けの重装備ですよ、しかも個人で。ホテルの中で手榴弾使うわ、二挺サブマシンガンぶっ放すわ、ジャ○に電話してぇー!!と泣き叫びたくなる傍若無人ぷり。
こんな警察いたら、一般市民はたまったものでは(笑)こういう凄まじいありえなさなどがリュック・ベッソン節かなとは思いました。
「マッハ!」のトニ-・ジャーが剛なら、ジェット・リ-のアクションは正に静。水のように流麗で、冷たく鋭く、内に激しさを秘めるといったアクションでした。
急所を的確に攻撃する容赦のなさのを見ていると、その強さが恐ろしくも感じられますが、流れるように体を捌いて敵をのしてく様がなんとも美しい。変に型ばってないのもよかったです。
とはいえ、あんまりアクションのみというのでもなかったのも、この映画の好きな部分の一つ。
ストーリーが静かで、ゆっくりと染み渡るように進んでいく雰囲気なので、余計要所要所のアクションが映えました。
その落差が心地よいテンポになって観ていることを全く苦にさせません。
「仕事に人生を捧げている」と評されたリュウ。
リチャードに騙され、娘を取り上げられ、娼婦を続けるしかないジェシカ。
守るべきものもなく闘うリュウと守るべきもののために己の身を犠牲にして闘うジェシカ、二人が出会ってお互いから、守るもののために戦うこと、人を信じることを教えられる、というような人間ドラマもあり、そこが安直に恋愛へと発展しないあたりがまたよいのです。
ラストのタイトルの由来については少し安易かな?とも思いましたが、このタイトルの響きもすんごく大好きです。
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自己紹介:
管理人が好きな時に映画の感想をのべーっと書くブログです。
更新は極めてランダム。
観賞した映画のリストのようなものなので、一言感想などが大半です。
評価は★の数で少ない(つまらなかった)←→多い(面白い)で。
ロングなレビューは作品により書いたり、書かなかったり。「全部読んでみる?」でご覧頂けます。
本当にまったりと趣味満開なブログでございます~。
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