「クイーン・オブ・ヴァンパイア」

■観賞/映画館
■面白度/★★
■ロック度/★★★★



本4冊分の内容は詰込み過ぎとしか言いようが（笑）耽美映画とでも分類すればよいのでしょうか、設定について細かいところを突っ込んだらキリがないので、こういう世界観と割り切って観るのがいいかもしれません。
主人公のレスタトよりマリウスのがキャラが立っていたので、マリウスのことばっか記憶に残ってますよ…どうしよう、あの茶目っ気たっぷりなおっさんヴァンパイアは(笑)
心理描写はほとんどなく、正直キャラクター映画であることは否めません。このシリーズがお好きな方には面白いのかもしれませんが、そうでない方にはきついかもしれません…いろんな意味で(笑)
物語というより耽美チックな世界の雰囲気を楽しむ映画。

「ボルケーノ」

■観賞/DVD
■面白度/★★
■灼熱度/★★★★




自然災害映画としては王道というべき物語展開でした。街の中でいきなりマグマが噴出という設定自体は、そこまで荒唐無稽とも言えないので面白くはありました。少々じれったい展開もありますが、そこそこのスピード感。
しかし、大自然の災害に対して、人がたやすく打ち勝つという構図は安直といえば安直です。主人公の家族も一人も死なないというお約束もきっちりありましたし。まぁ、王道ものということで、深く考えずに観れる作品だと思います。

「バーティカル・リミット」

■観賞/DVD
■面白度/★
■ピッケル・ジャンプ度/★★★



えー…何から突っ込めばいいですか。終始突っ込めばいいですか。２時間テレビ画面に突っ込みすぎて疲れました、この作品。
世界で2番目に高い山、ゴットウィン・オースチンことK2を舞台にした山岳救助アクション…？というと聞こえはいいですが、登山かじってなくとも、物理的にありえないことだらけで真面目に観ることも、話に入り込むこともできませなんだ（笑）
いやもう、面白いというか、とにかく突っ込みどころ満載過ぎて、どーにもこーにも。そういう意味では面白いと思い…ますが（壁に手をついて）

取り敢えず、いかに強風が吹いてもピッケル2本でジャンプできる程カラコルム山脈は甘くありません（本気で）

「ケミカル51」

■観賞/DVD
■面白度/★★★
■ケツ度/★★★★★



もそっとスピード感があればもっと楽しめた思えるだけに残念。でも、それがこの映画のいい所でねもある訳で（笑）適度な下ネタと適度な（ブラック）ジョーク、何をやっても駄目なチンピラと凄腕の美人殺し屋との恋愛模様も絡んで多様な面から楽しめる作品ではありました。が、なんといってもラストのオチですよねー（笑）あれで全部許せてしまう気がする。
サミュエルはすごい（本気で）

「グラン・ブルー」

■観賞/DVD
■面白度/★★★★★
■海度/★★★★★



カテゴライズに困る内容だったので、一応その他に致しました。
主人公よりエンゾのジャイアンぶりがとても好きだった作品（笑）
実在の人物、ジャック・マイヨールがモデル（？）の今作、ラストは想像の余地があり、死んだのかそれとも…という終わり方がよかったです。
主人公については海に魅せられて海に環った人というイメージ。それ故に、地上に置いていったものも多かったな、と思わせられました。
因みに、エンゾも実在の人物で現在もご健在とのこと。あの笑い方とかおかんが怖いとか、言動とのギャップが最高に好きだったーｖ