「ゴースト・シップ」

■観賞/DVD
■面白度/★
■ワイヤー度/★★★★



よかったのは最初のワイヤー切断シーンのみ。後は話（特にオチ）にしても、演出にしてもお粗末極まりない映画でした。がっかりだ（涙）ホラーパートの演出は、話を見ているだけで次に何が出てくるのか分かってしまうため大して恐ろしくもなく、オチにしてみても都合が悪くなると悪魔のせい…ですか…（愕然）という…船という限られた空間であるからこそのホラーを演出して頂きたかったです。船という題材はいいのになぁ（沈）

「修羅雪姫」

■観賞/DVD
■面白度/★★★★★★
■刀度/★★★★★★★



日本の映画とは思えない鋭いアクションシーンが、まず何よりもハートにコアヒッツ！な作品でした。釈由美子さんが大好きで借りてみた作品でしたが、今ではお気に入りの一作。冷徹な暗殺者として育てられた雪が、とある兄妹と出会って…という物語（本当はもっと複雑なんですが）終始シリアスに徹した物語展開と限られた色彩しか感じさせない硬質な映像がマッチしていて、ぐっと拳を握ってしまう迫力があります。安直にパッピーエンドでない部分もまた、私にとっては最高に好みでした（笑）

「溺れる魚」

■観賞/DVD
■面白度/★★★★
■真面目度/★



この映画は一体どんなジャンルに分類すべきか、私には全然分かりません（笑）俳優さんの組み合わせも非常に面白く、監督が「トリック」を作っている方ということで借りましたが、正に！という感じ（笑）登場する人物のマニアックだったりダーティだったりする、あまりにも個性的すぎるアレにも驚きましたが、コメディタッチなのに人が死ぬわ死ぬわ…！もー「え？！何これぇっ？！（前のめり）」という映画でした。「トリック」より悪ノリ度は上。
好きな人は好きだけど、嫌いな人は嫌いな作品だと思います。

「ハイランダー」

■観賞/DVD
■面白度/★★★★★
■不老不死度/★★★



ハイランダーと呼ばれる不死身の戦士達が何千年にわたり、一人生き残るまで殺し合いを続けるという話。一見超人物でアクション主体と思いきや、なんとも作りこまれた主人公のキャラクターが話に重みを添えて、殺し合うことを前提とした物語なのに切なさを感じる映画でした。
家族や友人、妻を得ても永遠に生きる主人公は彼らをどうしたって置き去りにして生きなければならないという部分の描写についても不満なく描写。古い映画ではありますが、良作でした。主人公が現代でも奥さんの命日に教会で祈りを捧げてるシーンは泣いたな…（鼻すすり）

「スパイ・キッズ2」

■観賞/DVD
■面白度/★★★
■スパイグッズ度/★★★★★



深く考えずに楽しむ！という映画なので、詳細には一切突っ込まずにおきます（笑）正直、こういうハッチャケ映画は意外と好きなんですが、1のとんでもない展開ぶりと比較すると、ややトーンダウンした印象でした。某21世紀から来たネコ型ロボットよろしく、多様なスパイグッズを使うのは夢があっていいかも。子供が主人公だからなのか、どうも駄目な大人が多かった気がする映画（笑）