「ザ・ワン」

■観賞/DVD
■面白度/★★★
■盛り沢山ジェット・リー度/★★★★


この映画はもう、ジェット・リーが出ている作品なので借りました（笑）
起承転結のメリハリはよく効いていたし、話としてはとても分かりやすいので、観ていて「？」になることはまずないです。
ただ、ハりウッドにおけるアクション映画の大半に観られる「焼き増し」感は拭いきれず、真新しさがあるかと言ったらまるでなかったです。
期待していたジェット・リーのアクションもそこまで魅せてくれる訳でもないので、満足はしないまでも、そこそこ楽しめる出来ではありました。
テレビで放映されていたら観るかも？という作品です。

「マッスルヒート」

■観賞/DVD
■面白度/★★
■ケイン・コスギ度/★★★★


どう…申し上げたらよろしいのか（笑）
マッスルがヒートしちゃったとしか言い様がないという、とんでもぶりでした。出演されてる俳優さんには申し訳ないのだけど、シリアスな話のはずが、どこかチャチで重厚さがないため、ちょっと、真面目な物語としては楽しめなかったです。
はっきり言っていいかなっ？（イイトモー！）という訳で言わせて頂くと、アクションはそんなでも…物語もそんなでも…（目を逸らして）
ケイン・コスギは確かに頑張っていたけども、微妙な仕上がりに少々困惑。ケインのプロモーションビデオであって「映画」ではないんじゃないかと。

「マイ・フレンド・メモリー」

■観賞/DVD
■面白度/★★★
■友情度/★★★★


身体的なハンディを持つ少年ケビンと、人より少し鈍くて体格だけは大きな少年マックスの友情物語なのですが…設定はかなりよかったものの、ファンタジックな演出は少々過剰すぎた気も。子供同士の友情が話の軸になっているので、可愛い演出と言えばそうなのかもしれませんが、折角リアルな設定を生かして展開しているし、現実感があればこそ話に感じ入ることもできるのですが、どうも演出が邪魔をして多少鬱陶しいと思う部分はありました。
ラスト近く、クリスマスの話はとても泣けるのですが、それ以後のマックスがちょっと淡白だったんで、クリマスのエピソードで泣けるテンションが最高潮に達したのに、ここで止めが欲しいってところで話を冗漫にしてしまったので泣くに泣けなかったというのが正直なところ。
別に私が捻くれてるからそうだったとは…あ、いや、そうかもしんない…っすけど（涙）

「アンブレイカブル」

■観賞/DVD
■面白度/★★★★
■不死身度/★★★


要するにリアル・ヒーローの話です。
正直、前半から中盤の運びは目立った変化がなく、台詞も極めて少ないため睡眠不足の時には辛い作品。注意してない寝入りそう…という位起伏の少ない展開です。つまらない訳ではないんですが、耐えられない人には耐えられない手仲居なんじゃないかと。
ただし、主人公がようやく自分の能力を受け入れたラストで、まさかの「嘘ぉぉっ！」展開がありました（笑）
あのラストのために用意された展開であるのならば、少なくとも前半から中盤も必要不可欠。もうこれはラストの衝撃を味わうために観る映画かもしれません。

「マッハ!」

■観賞/DVD
■面白度/★★★★★
■ムエタイ度/★★★★


ストーリーとしては非常に単純なもので、分かりやすく短絡的、ドラマチックな展開があるかというと、そうでもありません。ただ、この映画はあくまでムエタイのすごさを堪能する映画なので物語はこの際気にしない（笑）素直にひたすらアクションを楽しむべし！と割り切って観るのが一番いいかと存じます。
ストーリー性が全くないかというと、そんなこともないです。ただシンプルなだけで、アクションを邪魔しない展開というかなんというか、飲み込みやすいのでアクションシーンに集中できるかと。
トゥクトゥクでのトゥクチェイス（？）や、ムエタイの試合などなど、タイならではのシーンも満載で、ちゃんと自国の長所を盛り込んであるのも好感触といった気がします。